猿丸太夫

「奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき」
小倉百人一首に詠まれたこの歌は、芦屋の山にあったとされる猿丸太夫の庵での秋の情景を詠んだ歌と伝えられています。猿丸太夫は三十六歌仙のひとりでもあり、「古今和歌集」にその名が見られますが、謎の多い伝説的な歌人でもあります。芦屋神社の境内には、猿丸太夫の墓と伝えられる石塔(市指定文化財)と祠があり、毎年春と秋には太夫のご子孫にあたられる方々がご参列のもと、祭礼が斎行されています。また、太夫が優れた歌人であったことから、技芸上達の神、更には、「猿」を「去る」、「丸」を「ガン」と読み替え、「ガンが去る」から病気平癒の神としても厚い信仰を集めています。

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